2013年5月27日月曜日

土曜は早朝から日没まで農作業の巻!

週明けの月曜日。 週末が忙しかっただけに、疲労感が・・・。
今日は、土曜日におこなった農作業を紹介したいと思います。

まずは、朝イチから育苗に使用していたビニールハウスの片付けです。
最初に育苗箱下に敷いていた、防草シートを高圧洗浄機で丸洗い。
年期の入ったエンジン式高圧洗浄機でハウス内で行いました。
午前9時頃には、防草シートも乾いてしまいます。乾いたところでシートはもちろんビニールハウスの大きなビニールまで一気に片付け。小さくたたみ込んで来年まで納屋へ収納しておきます。
朝5:30から片付けていたハウス。天気にも恵まれたおかげで11:00前には片付けが完了。
いつものようにハウスの骨組みだけとなりました。
20年余り使用しているので、骨組みにも錆が出始めています。
そろそろさび止めの塗装をしなくてはいけないかも。

そうこうしている間に、今度は田植機の整備です。


外装のパネルなどを外してから、高圧洗浄機で一気に汚れを洗い落としていきます。
特に田植えの際に使用した、苗様肥料を入れておいた専用ケースや機械部分は、錆びやすくなるので特に念入りに洗浄します。
今年は、中古ながらも新しい機械になったので、メインテナンスもあっという間に完了しました。
部品を組み上げて、田植機専用の格納庫にいれて終了。
ここまでの作業をお昼過ぎまでに終えることができました。 スムーズスムーズ。

お昼に昼食を食べて一休み。 午後からは、日曜日から始める除草作業の準備です。
まずは、昨年手作りした竹すだれ除草機の組み立てです。
田んぼに除草剤を使用したくないので、廃車の田植機を譲り受けて、分解整備をしながら昨年春に作った機会です。後ろの竹すだれの部分を納屋から取り出してきてドッキング。
スパナ1本で完成です。
そして今年チャレンジするのが、昔ながらの手押し除草機。
なんと、納屋の奥の奥に40年以上しまってあった骨董品です。
この除草機は、苗の間を押していきながら、目の出始めた雑草を土の中に閉じ込めていく機能を持っています。
とても体力のいる仕事らしいのですが、昔の農家は除草剤が無かったのでこれを使用していたのです。

もしかしたらグロッキーしてしまうかも。。。 近日、ご報告させていただきます。

さて。夕方にかけては、先日も報告していた草刈り作業です。
転作田の畦まわりを一気にエンジン式草刈り機で作業します。
これ、手前と奥でくっきりと状況が違うと思いますが、これが除草剤を使用している畦と使用していない畦の違いです。除草剤を使用すると雑草は見事に枯れてしまいますが、土がむき出しとなり、石ころばかりになって、畦崩れを起こしていきます。
さらに、畦の中に残留した農薬が、田んぼの中にも浸透していくという、副作用も起こします。
このような畦が毎年増えていくのが残念でならないのです。
我が家の田んぼの畦はこんな感じ。畦土がフックラとしていて、ここを小動物が住みかとしています。例えば、蜘蛛やカエルなどは、小さな害虫を補食してもらうためにも田んぼには絶対いて欲しい生き物です。石ころばかりの砂漠のような畦には、小動物は暮らせません。
そうなると田畑には害虫が増え、増えた害虫を退治するために農薬を大量にまくという、悪循環を招く訳なんですね。
できるだけ農薬に頼らない農業を目指して、頑張っている訳なんです。

日没まで草刈り作業をして、土曜日は終了!
夜には、美味しいビールが待っていたのでした。

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