2012年10月22日月曜日

この季節は主に土作り作業

何だかんだ言って慌ただしかった週末。 それは、来年の農作業準備のため。。。
この季節は主に土作り作業となります。
最初に行うのは、トラクターのアタッチメント交換。 耕起用のロータリーを外して肥料を播くためのアタッチメントを取り付けます。 木曜日に会社の仕事を早めに切り上げて、何だかんだで30分。 作業に入ったのは夕方4時30分頃となり外の空気は肌寒い時間。

肥料として播いているのは、発酵鶏糞です。田んぼ10アールあたり80㎏を播いていきます。
この発酵鶏糞が、有機栽培のメイン資材の一つ。これがお米の美味しさを高めてくれる大切な肥料です。
軽トラックから15㎏入りの発酵鶏糞を移し入れるんですが、結構重労働で汗をかきます。 肌寒いことも忘れ、いつの間にやら鶏糞の粉まみれ。 作業が終わったのはどっぷりと日が暮れて暗くなった夜6時30分。 週末は、発酵鶏糞を播いた田んぼの秋起こしとなるのです。

金曜日。朝一番で注文いただいたお米の配達。 今シーズンの注文品のお届けは、ほぼ終了となりました。
お米を購入いただいた皆さんには、感謝の一言です。ありがとうございました。
美味しいとのお声の他に、お礼にと地元のスイーツや特産品を贈っていただいた方までいて、本当にお米を作っていて良かったと思う瞬間でした。
土曜の朝。晴天に恵まれて秋起こし作業の開始。 肥料を播くためのアタッチメントを再度、耕起用のロータリーに換え、まずはロータリー刃の緩みがないか点検です。
緩みもないことを確認したら、いざ田んぼへ・・・。

気温も高く、秋起こし作業をしていても気持ちいい日となりました。
作業をしていて嬉しかったのが、赤とんぼの乱舞。 数年前から農薬の関係で、地域から激減していた赤とんぼがようやく復活。 子供の頃に網を持ってトンボ捕りをしていたぐらいの数が飛び回ってくれました。 雄と雌が繋がってペアリングしながら飛んでいる風景を見ると、来年も今年以上に飛び回ってくれるのではないかと今から楽しみです。

有機栽培を増やし、農薬の使用を減らす。 これだけでも生き物たちが帰ってきてくれる。
さらに、美味しくて安全な農作物が収穫できる。 

これぞ、喜びの一石二鳥だな。

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