ついに自作の竹すだれ除草機を使ってみました。
田植えが終わってから約10日。 田んぼには、藻や雑草のちいさな芽が目に付くようになっています。 このタイミングで土の表面をひっかくようにするのです。
一番不安だったのが、竹すだれ除草機のひっかき具合で苗が土から抜けないかどうか。
ゆっくりとした速度で進んでみると・・・。
あらまぁ。全然心配しなくても苗はしっかりとしているではないですか。
苗の株元からフワフワとまとわり付いていた緑の藻も、しっかりと竹すだれが取り除いてくれます。
ちなみにこれが除草機を走らせる前の状態で、苗のまわりにみどり色く写っているのが藻なのです。
除草機を引きずった後は、土が濁ってどんな状態になっているか分かりませんが、この竹すだれの間をぬって出てきます。 まるでクシを使って整髪している感じです。
これが竹すだれ除草機を使用した後に、水の濁りが取れた状態。緑の藻が取れてスッキリしているのと、土の表面にできていた表層がはぎ取られて竹すだれの後がうっすらと残っているのが確認できます、
除草した後にはぎ取った雑草の芽を水に浮かしておくために、田んぼへ水を多めに入れて深水管理をします。 除草機が通った後には、くっきりと車輪の跡が残ってます。
もしかして、この後の溝立て作業をしなくても良かったりして・・・・。
今シーズンもとてもたくさん田んぼに住み着いてくれているカエルが、水面を気持ちよく泳いでます。 除草剤を使用していないので、彼らも安心して元気よく田んぼを飛び回ってくれることでしょう。 なんといっても、彼らには害虫となる虫たちを補食してもらうという、大切な役目がありますから。 彼らの活躍があるからこそ、殺虫剤も使用しなくてすむのです。
毎晩、カエルの大合唱でうるさいですが、カエルたちが農薬に悩まされず、歌声を発していると思うと、雑音には聞こえない今日この頃です。
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