2012年6月16日土曜日

梅雨の合間の溝立て作業

梅雨入り宣言されてから、1週間。 田んぼのカエルたちは毎夜毎夜、歌声絶好調~っ。
ゲーコ。ガーコ。とボリュームがアップしてます。

そんな中、私はチョットだけ気が重い・・・。 何故かと言えば水田の溝切り作業をしなくてはいけないためなんですが、この作業の疲労度が大きいのです。 写真のエンジン付き溝立て機を押しながらの作業。ぬかるんだ水田で腰を曲げながら押し進むんです。 疲労度を小さくするために自分の身長に合わせ、力が入るように不要となった鍬の持ち手を取り付けてあります。これでかなり作業性は向上しました。 農機具メーカーには、もう少し人間工学を学んで欲しいと切に願います。

溝立て機で写真の様な溝を田んぼに何本か作ります。 この溝立ては、水田に対して入排水をスムーズにするために行います。 これから夏に向かい、生暖かくなった水を一気に排水したり、冷えた川の水をできるだけ早く水田に入れるために欠かせないものなのです。

稲も生き物です。 気持の良い環境にすることによってより良質なお米が収穫できるようになってきます。 そのために身体に鞭を打って頑張ってます。

まずは田んぼの畦近くをグルリと一回りして来ます。 その後は、入水口と排水口に直結する溝を作ってから、ある程度均等になるように数本の溝を立てます。
水田一枚の作業をすると、足と腰、そして肩が悲鳴を上げる時があります。
お米作りの作業で、一番疲れる作業が、この溝立て作業ですね。



溝立ての全体像は、こんな感じ。。。
溝の横に点々と残っている楕円の後が、私の歩いた足跡です。 土に埋もれた足を抜きながら歩くのが本当にきついんです。 (>_<)

でも美味しいお米を収穫するために、もう一踏ん張りしなくては・・・。

溝立て作業を終えた夜は、体中、湿布だらけ。まだ田んぼが3枚残ってる。。。 
あぁぁ~、気が重いなーっ。

0 件のコメント:

コメントを投稿