昨年の秋に農機具販売店の廃棄場所に雨ざらしとなっていた廃棄前の田植機をただ同然で譲り受けていたのですが、いよいよ目的の農業機械に進化させるべく、改造をはじめました。
バッテリーは新品に変えて、エンジンプラグや吸気系、エンジンオイルなどは昨年秋に整備済み。久しぶりにエンジンを始動させましたが、動きは快調。廃棄前の機械とは思えない状態になりました。
この田植機を作業目的に対応するため、まずは分解からはじめます。
DIY好きの私は、各種工具をいろいろと持っているので、そこそこの分解整備には自信があります。機械いじりが大好きなのでそれが分解とか、解体となると気分ウキウキ。
ほらね。田植機の代名詞、苗をスライドさせるパネルを取り外してみました。
パネルが無くなると、えらく貧相な感じになりました。
この後、苗を植える部分を片っ端から取り除き、苗植え機械を上下させる部分だけにしていきます。
午後1時頃から開始した分解整備も、この時点で2時間ぐらい経過。
ジャジャ~ン。
ついに分解完了。必要最低限の状態までになりました。まるで山羊の毛刈り後みたいな状態。
丸裸になった田植機です。
さて。この田植機を一体何にするか。
それは、チェーン除草機というものに改良、進化させるのです。
近ごろ無農薬での米作りを各地域で行っていますが、特に田植え後の雑草対策が大変で、除草剤を使用しないと水田は草だらけになってしまいます。
そこで考え出されたのが、田植え後の苗の根付きができた10日ぐらいに田植機を改造したチェーン除草機を使用するのです。
今シーズン、初使用となるのでどれだけの効果が出るかは解りませんが、農薬を極力使用しないためにもチャレンジしていきたいと思います。
この後は、チェーン除草部分を制作して、取り付けなくてはいけません。
近く、材料を購入してこようと思います。 満足のいく機械になるか、ちょいと不安。
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