2018年6月1日金曜日

外科手術

20年間も働くとメインテナンスをしていても不調が出るもの。
10日ほど前、草刈り機で雑草と立ち向かってくれていた、相棒の背負い式草刈り機の刈り歯が、突如回転しなくなりました。
エンジンはまわっているのに・・・?

とりあえず別の草刈り機に切り替えて作業を終え、不調の草刈り機を点検。
エンジンに異常なし。
すると・・・。フレキシブルアーム内のフレキシブルワイヤーが途中で切れていました。
これは完全なる金属疲労が原因。だって20年も働いているんだから。
毎年グリスアップしてメインテナンスはしていましたが、金属としての寿命でした。
メーカーに問い合わせたところ、すでに部品の手持ちもなく、新品を購入された方が良いとの提案。しかーし。エンジンも快調なのであきらめずインターネットで部品を探したところ、メーカーは異なりますが、適合しそうな部品を発見。
新品購入で7万円も出費するなら、駄目もとで3,800円の部品を購入してみることを決意。パソコンのマウスをポチリとクリック。
3日後に商品が届きました。
箱を空けるとフレキシブルワイヤーとグリスがお出まし。
規格が合うかなぁー。と心配しながら草刈り機の外科手術開始。

フレキシブルアームを外した後、新品のワイヤーをグリスで保護して交換。
長さに少し変化が出たのでエンジン回転をコントロールするスロットル位置を調整して復元しました。 
緊張の瞬間。
エンジンをかけると・・・。
シューンという回転音と共に草刈り歯がまわりました。
無事に外科手術完了。

今回、修理のついでにエアーフィルターやキャブレターの掃除も行い、グリスも新しくなったためか、エンジンの回転もすこぶる快調。
20年間働いていても、メインテナンスさえ怠らなければ、最小限度の修理費で現場復帰可能ということが証明されました。

もう一踏ん張り一緒に雑草退治を頑張ろうぜ。草刈り機殿。

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