2014年12月9日火曜日

いっきに雪の下 の巻!

12月3日(水)の朝。
霰がドドーッと降ったと思った矢先、週末土曜にはドカ雪が降ってニンニクちゃん達は、雪の下。
この寒さに耐えるからこそ栄養満点のニンニクに育つんだろうなぁ。

オラは、ぬくぬくしたいから弱っちいんだよなぁ。(^_^;)

2014年12月2日火曜日

滑り込みセーフ の巻!

11月最終の日曜日。
久しぶりに週末としては雨が降らず、今シーズン最後の農作業、田んぼの排水口づくりを行いました。トラクターのロータリー後方に専用の溝切りアタッチメントを取り付けて溝立てを行います。


今シーズンは、週末ごとに雨が降り、外仕事ができずイライラするやら焦るやら・・・。
朝からドタバタしながらトラクターを田んぼへと走らせました。
一枚の田んぼに5~6本程度の溝を立てていきます。
この溝を立てておかないとせっかく散布した発酵鶏糞の肥料効果が下がるため、より良い土作りのためにも欠かせない作業です。
雨が降るとこの溝からドンドンと排水されていきます。
田んぼ一枚あたり20分程度の作業時間でしょうか。
トラクター作業は、比較的楽。 問題は、この排水溝をつなぐ仕事がたいへんなのです。
トラクターで立てた溝は、交差したり角の部分などは連結していません。
最後は手作業で各溝をつないでいくのです。

溝と溝のつなぎ合わせはもちろん、最後の排水口へのつなぎなどは、スコップ片手に土木作業となります。全ての田んぼで作業をすると2時間くらいはかかります。
終わった後は、腰と腕にくるんですよね~。

今シーズンの農作業を滑り込みセーフで全て終え、トラクターを洗車し終わったのが、どっぷりと日が沈んだ夜。
地元の天満宮に今年も事故無く作業が終えたことを報告、感謝してお参りしてきました。

年々米作りは、体力、経費、環境などなど、課題が山積してきます。
今は、食べていただいた方々の 「美味しかったよ~」 の声と笑顔がパワーの源。
毎年お米を買っていただいている方々のために、来年も頑張っていきたいと思います。




2014年11月27日木曜日

ニンニクが伸び始めたぞ。 の巻!


11月もあとわずか。
この季節は、厚い雲。灰色の空。冷たい雨。北風が吹く北陸特有の天候が続きます。
ところが、時々天気が回復すると本当に気持がいい。両腕を思いっ切り空に向けて伸ばしながら深呼吸したい思いになります。
完全に落葉してしまった柿の木の枝ですら、うぅぅ~んと空に向かってのびのびをしているみたい。



のびをしているといえば、今年も自家菜園に整然と並ぶニンニクも、今週に入ってからグイーンと芽を出し、葉を伸ばしています。
今シーズンは、米作りの作業完了スケジュールが、一ヶ月ほど遅れたので、ニンニクの作付けもその影響を受けて一ヶ月ほど遅れてしまいました。
本来なら写真の2倍は葉が伸びているはずですが、しかたないとあきらめてます。
何とか無事に成長して、富山の冬を過ごして欲しいと願ってます。

頑張れニンニクちゃんたち。(^_^)v

2014年5月11日日曜日

代かきまでの作業は完了 の巻!

毎日スクスクと伸びるコシヒカリの苗。
早朝6時頃のハウス内温度は、12℃ぐらいですが、3時間もすれば一気に30℃近くに上昇します。30℃を越えると葉が焼けたりするのでハウスの窓を開けて温度を下げてやります。

育苗箱によっては、若干の伸びムラはありますが、1週間もすれば揃ってしまいます。
毎日朝6時前から水やりを行い、苗の成長を楽しみにしています。
現在は、苗がキレイに揃った状態です。

水やりを終えた後に、今度はトラクターを代かき用のローターに取り替え。
幅広のローターには、細かな刃と土をならしていく板が付いていて、これて゛田植え前の田んぼを仕上げていきます。

日中は、田んぼの畦を見回って、水漏れヶ所を見つけては、畦の修理を行いました。
モグラやネズミの作ったトンネルが原因です。 これを止めておかないと、田んぼの水がいつの間にやら無くなっていることがあるので、確実に修理します。

今回は、2つの田んぼで水漏れが発生していました。
この後も、モグラやネズミが悪戯しますので、初秋までは畦を点検して回る毎日です。

さぁ。後はいよいよ代かき作業となりました。
もう一踏ん張りです。

田植え準備で明け暮れたGW の巻!

ゴールデンウイークも後半になり、5日の子供の日は、育苗箱にかけてあった保温シートを外すことになりました。ご覧の通り、緑鮮やか、見事な苗に育ってくれました。

天気が良かったので、直ぐに保温シートを洗ってから天日干し。
乾いたシートは、丸めて片付けました。


天気がいいので、直ぐにトラクターで残った田んぼの荒代かき作業をすませます。

荒代かきを終えてトラクターを洗車。
ロータリー刃に緩みがあったので、最後に増し締めをしておきます。
トラクターの作業は、いったん完了。 お疲れさん!
 ゴールデンウイーク最終日は、残った畦草刈り作業。
この日は、用水側の草刈りだったので、けっこう大型の雑草が多く、2種類の草刈り機を使い分けながら作業を行いました。
用水側の草刈りは、面積も大きく、傾斜面のためとても疲れます。
ですが、作業を終えてスッキリした状態を見ると気分がいいものです。

終わってみれば、今年のゴールデンウイークも農作業一色。
本当に疲れました。

田植えまでの準備作業が目白押し。 の巻!

コシヒカリの育苗が順調に進んでいるさなか。
今度は、田植えまでの準備作業を行わなくてはいけません。
まずは、引き続き畦草の草刈り作業。
草ボウボウだった畦をスッキリとさせていきます。
伸びすぎの雑草は、害虫の住みかになるのですが、除草剤で完全に枯らしてしまうと、今度は、農家の味方、カエルや蜘蛛などの住みかを奪ってしまいます。
何事も共存が大切です。

荒起こし後の田んぼには、今年初めての本格入水。

仕事の状況起用を見ながら、トラクターで荒代かき作業を行います。
今年は、タイミングが悪く、とても寒い日に作業を行いました。途中に雨が降ってくるし、キャビン付きのトラクターがうらやましぃー。
荒代かき初日も無事終了。
できれば、天気のいい日に作業をしたいものです。


今年も順調に芽が出たぞ。 の巻!

4月末。 いつものように早朝からハウス内の見回り。
芽出し状況や、室内温度。そしてネズミなどの侵入がないかを注意して見回ります。
そして・・・。

ついに出ました。コシヒカリの芽。 赤ちゃんが初声を上げたときのような嬉しい瞬間です。
その他の育苗箱もよく見ると、土にひびが入りググーッと盛り上がり始めています。
温度管理は、ハウス内の5ヶ所につり下げた温度計で管理。
30℃前後をキープできるように、ハウスの窓を開閉します。
保温シートの下で、スクスクと芽を出し始めるコシヒカリたち。
今年も気温が高い状態が続き、温度管理が大変でした。 そして・・・。

5月1日。育苗箱全体に芽が出そろい始めました。
この状況を見ると、まずはホッとします。

土が、発芽するコシヒカリの芽によって全体的に持ち上げられながら、どんどん目が伸びてきます。
ここまで来ると、よほどの事がない限り心配ご無用。
今年も腰が強く、根張りの良い苗になるようにあと少しだけ手をかけてやります。



コシヒカリの赤ちゃんを育苗箱に・・・ の巻!

コシヒカリの種もみを芽出しするために浸水してから2週間。
いよいよ育苗箱に種まきをする日になりました。
近所3軒が集まっての共同作業。ひとり一人が担当する作業をこなしていきます。
土を機械に入れる人。 種もみを入れる人。 育苗箱を入れる人など、役割はいろいろ。
今年は、機械の設定もしっかりと行い、スムーズな流れとなりました。
土を入れ、種もみをまき、そしてもう一度土を被せる。
できあがった育苗箱は、ビニールハウスへ運んで並べていきます。

ずらーっと並んだ育苗箱。その育苗箱には、保温用のシートをかけておきます。
後は、数日じ~っと土の中から芽が出るのを待つだけ。
ハウス内の温度管理をしっかりとしながら、ただ祈るだけです。

芽が出るのを待つ数日間。 この間は、田んぼの畦草刈り作業に集中します。
我が家では、除草剤を使用せず、すべて草刈り機を使っての除草です。
まわりは、高齢化と効率化のために除草剤を使用する人が増えていますが、安心安全なお米を収穫するため、残留農薬問題を発生させないように除草剤は使用しません。
今年も何回雑草と格闘しなくてはいけなくなるだろうか・・・。(^_^;)

育苗作業準備 の巻!

ブログをやっと更新できた。
ドタバタな毎日を過ごしております。
さてと。。。今回は、何から書きつづろうかなぁ~。
写真のストックをさかのぼって思い出しながらの更新です。(^_^;)
まずは、育苗のお話し。
毎年のことですが、ビニールハウスの準備が終わると、田植えの日取りを逆算して種もみの芽出しを行います。大きな樹脂の水槽にタップリと水を張り、その中に今年の種もみを浸して芽出しをします。水温に気を配りながら2日に一度、新鮮な水に入れ替えます。
10日ほどすると、ボチボチ種もみから芽を出し始めて、コシヒカリの赤ちゃんになり始めます。
芽を出しすぎ無いようにコントロールしながら、朝晩の水温をコントロール。
芽出しと同時に育苗ハウスのさらなる準備。育苗箱を並べるための防草シートを敷き、中央には通路用の木の板を設置しました。



ハウスの準備が完了すると、次の作業は田んぼの排水口整備。
この排水口がしっかりしていないと、水管理が上手くいきません。日曜大工で培った技を遺憾なく発揮する場面なのよね。
育苗箱づくり前日。
使用する土を軽トラに積み込みました。
今シーズンは、根張りが良く、作業性の高い軽量培土を採用しました。