2012年10月29日月曜日

おつかれさん 疲れを癒してくだされ

週末の土曜日。 ありがたいほどの快晴に恵まれて気合い十分・・・。
今シーズン最後のトラクター作業となる秋起こし後の溝立て作業となりました。
富山県は、雪国なので春までに雨と雪が多くなります。
溝立てをしておかないと、排水性の悪い田んぼでは、来春の作業性が悪くなってしまいます。
要するに田んぼの土の乾きが悪くなるので、秋の内に溝を立てて恒に排水出来るようにするわけです。 以前、試験的に1枚の田んぼで冬水田んぼにチャレンジしたのですが、わが家の地域ではベストでない事が解ったので今シーズンは実施しません。

まず最初の作業は、トラクターに溝立て用アタッチメントの取り付け。
V字型のアタッチメントをロータリーの後ろに付けて、田んぼに溝を立てていきます。
結構重量があり、取り付けは腰に気をつけながら行ってます。 トラクターについてはロータリー側の微調整を行ってから作業に入らないと満足のいく溝が出来ません。 作業は豪快なのに結構繊細な部分があります。

田んぼ1枚あたりの作業時間は、30分ぐらい。 う~む。我ながらいい溝が立てられたと自画自賛。 ただし、トラクターで作業をした後に溝と溝を連結させなくてはいけないのですが、これは手作業となり、これがきついのです。(T_T)

夕暮れ時までに、トラクターでの作業は終了。 翌日の日曜日、雨の降る中に高圧洗浄機でトラクターの汚れをすべて落として全作業を終了しました。

トラクターちゃん、今年も頑張ってくれました。来年までゆっくりと疲れを癒してくだされ。

3 件のコメント:

  1. お疲れ様でした!
    やっぱり排水までつながないと駄目なんでしょうね・・・
    細かい畝にしている所もありますが、どうなんでしょうね?
    わらの分解が早く雑菌が繁殖しないとかで、増収?ホントですかね?!どうおもいます?

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    1. コメントありがとうございます。
      排水用の溝は、排水口までしっかりと繋がないと意味がないんですよね。これがまた腰にくるんです。(>_<)

      農法については、全国でさまざまな農法がありますが、私は1枚1枚違う特徴を持つ田んぼの土に合った農法を取り入れるよう努めてきました。ですが、近年の温暖化による大きな気候変動は、今までの常識が通用しません。困ったものです。(@_@)
      今の個人的な農業基準は、農作物を作付けする田んぼや畑で生物全体が共生できる環境を整えることを第一に考えるようにしています。
      たぶんそれが有機農法や減農薬、無農薬へと結果的に向かい、安心で安全な農作物作りのベストな状況になっていくような気がします。
      お互いに楽しみながら農業をやりましょう。(^_^)/

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    2. なるほど~素晴らしい考え方ですね!
      植物の生命力を生かした栽培方法にしたいと考えていますが、色々失敗ばかりで困ったもんです・・・
      ま、その試行錯誤も楽しみの一つですですね。

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