2012年9月19日水曜日

天気良好、豊作感謝!

天気が良い日の稲刈り作業は、農家にとって嬉しいひとときです。
コンバインのうなりを上げるエンジン音も、ここち良く聞こえて、気分上々。


春から大切に育ててきた、コシヒカリを快調に刈り上げていきます。

この刈り上げ作業ですが、朝が早くて露が残っていたりすると、稲がぬれていてコンバインの詰まりを発生させたりするので、故障の原因に・・・。 
そのため、いくら天気が良くても稲の乾きを確認してからでないと、作業効率が下がります。

慌てる乞食はもらいが少ない。 ピッタリの諺です。









コンバインを操縦しているのは、、、 実は、私ではありません。
今年の夏まで、甲子園を目指していた高校球児だった息子です。 中学生時代から時々コンバインを操縦して、農作業を手伝ってくれています。
近年は、野球の練習のために、手伝いもできませんでしたが、高校球児の夏も終わり、久しぶりのコンバイン操縦をかって出てくれました。 久しぶりのために、はじめはゆっくりとしたスピードでしたが、勘が戻ってしまえば、一人前に刈り取り作業をこなしていました。


コンバインが大きな音を立てて稲を刈り取っていると、バッタやカエルが驚いて跳び出してきます。
彼らにとっては、安眠妨害の何ものでもないですね。 美味しく実ったコシヒカリ。 今年は酷暑でしたが、水管理を徹底したおかげで豊作です。

コンバインで刈り取った稲は、脱穀して籾(もみ)と藁(わら)に区別されます。 藁は、コンバインで細かくしてから田んぼに戻して土作りに役立てます。 お米となる籾は、コンバインのタンクに一杯になった時点で軽トラックに取り付けた運搬機に移して乾燥機へと運びます。

稲刈り作業が終了する毎に、周辺の田んぼが寂しい風景になりますが、雨を気にする作業が無くなるので、農家としてはホッとする時間なのです。

続いての作業は、次で・・・。

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