2012年5月2日水曜日

下仕事、下仕事。

米作りで重要なポイントとなる一つに水管理があります。適切な時期に水量をコントロールする。
それも素早く・・・。

そのためには、田んぼの水を排水する排水口の整備、点検は地味な仕事ですが、忘れてはならない下仕事なんです。
排水でよくあるトラブルが、止水できていない状態になっている事。田んぼに水を入れたのに、いつの間にか水量が低くなっていたり、田面が露出していたり。。。

しっかりとした排水口の準備が水管理の第一喚問といってもいいでしょう。スコップと鍬で丁寧に仕上げました。
この時は、土木工事のおじちゃんとなります。


そして、もうひと仕事。
ビニールハウス内でスクスクと育っているコシヒカリの苗。これを狙ってくるのが野ねずみ達なんです。苗を食べるというよりは、種の部分を食べるために育苗箱の内回りの土をほじくり出してしまうのです。

そうなると田植に大きな支障が出るので、毎年行っているのがネズミ退治。
牛乳パックの底の部分を切り取り、ネズミ退治用の餌を入れてハウスの隅々に設置しておきます。

むやみに殺生をしたくはないのですが、こればかりは仕方ありません。
野ねずみが、ビニールハウス内に侵入することがないよう、願うばかり。
農家仲間の方にも「いい苗になってるね~」とお褒めの言葉をいただいて、ちょこっと嬉しい気分。

地味な下仕事をきちっとこなしていけば、きっと良い結果が出ると信じて、今日も黙々と作業をしたいと思います。

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