2012年4月23日月曜日

ビニールハウス内で美味しい水をタップリと吸い込んで膨らんできたコシヒカリの種もみちゃん達。

いよいよ田植機で使用する育苗箱にタネをまく作業に入りました。 播種機(はしゅき)を使用して均一に種まきをします。
今年は爆弾低気圧以降、なかなか気温が上がらない春となり、芽出しの期間もいつもより4日ほど長くなりましたが、なんとか無事に芽出しを終えることが出来ました。



播種機で種を播き、その後は、準備したビニールハウスに並べていきます。


普通、私たちの地域では、播種作業の後、保温器にかけて発芽させ、その後にビニールハウスへ運び込むのですが、我が家では、保温器に入れず、
直ぐにビニールハウスへ運び込み、運び込んだ苗場この上から、昨年秋に作った籾殻燻炭を写真の様にタップリと振りかけて真っ黒にしてしまいます。

これは、カビの防止と保温の役目を果たし、さらには、発芽した際に稲の有機肥料にもなるという、一石二鳥的な考え方で行う育苗方法です。


籾殻燻炭を振りかけた育苗箱の上からは、保温するためのシートで覆います。
この白いシートは、太陽光を反射しながら、シートの下の育苗箱を保湿しながら保温する役目を持っています。4日後ぐらいに一度水やりをして、その後5日ぐらいで土の中からいっせいにコシヒカリの芽が出てくるはずなのです。
この時までは、本当に発芽してくるかドキドキ、ワクワクしながら過ごします。


これからは、ビニールハウス内の温度管理が仕事です。

温度が上がりすぎないように・・・。  育苗箱の土が乾きすぎないように・・・。

毎日、朝から晩まで空模様や気温、湿度を気にしながらの生活が続きます。
今年は天候が安定しない日が続いています。
無事に元気で健康なコシヒカリの苗になるように願うばかりです。

0 件のコメント:

コメントを投稿